低用量ピルの種類

低用量ピルの種類

最近では、低用量ピルが避妊目的以外にストレスやホルモンバランスの崩れからくる月経痛や貧血、体質改善にも効果的なものとなっています。
低用量ピルには、いくつかの種類があります。

 

ピルという薬は、毎日だいたい同じ時間に服用することを前提として処方されています。
4週間、つまり28日を一周期とし、それが1シートに収まっているというものが一般的です。

 

種類としては毎日飲む薬が同じタイプであるもの、一周期のうちに3度薬の成分が変わるタイプであるものがあります。
毎日飲む薬が同じものは『1相性タイプ』といい、ひとつのシートになっている薬の成分がどれもすべて同じものとなっています。

 

それに対して一周期のうちに3度薬の成分が変わるものは『3相性タイプ』というものです。
薬に配合されている成分が3つに分かれていて、指示されている順番の通りに薬を飲まなければなりません。

 

現在日本で利用されている低用量ピルのほんとんどの種類は、3相性タイプです。
薬が内包されているシートに曜日と日にちがプリントしてあるというものですから、その日程のとおりに飲んでいけば問題はありません。

 

また、ピルの飲み忘れを防ぐためのタイプと必要最低限だけを服用するタイプに分けることができます。
ピルを長く常用する段階までなれば毎日服用することも習慣化されますが、服用し始めの頃は飲むことを忘れてしまう場合があるかもしれません。

 

しっかり習慣化したい方には、28錠タイプの種類がおすすめです。
実は、低用量ピルという薬は1周期を28日としながらも、服用する期間は周期のはじめから21日までであるのです。

 

最後の7日間は、服用を休んで生理を促します。
28日のうち、1週間服用を休んでしまうとピルの服用が習慣化しないという懸念もありますが、そんな心配のために28錠タイプがあるのです。

 

最後の7日間分の薬はフェイクの薬であるのですが、それによって毎日服用することを習慣化することができるというわけです。

トリキュラー

楽天オススメ商品